レオ・レオーニの絵本づくり展

レオ・レオーニの絵本づくり展

レオ・レオーニの絵本づくり展

会場:ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)

東京都渋谷区渋谷2-21-1

アクセスマップ

※渋谷ヒカリエのホームページにリンクします

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    レオ・レオーニ 《アレクサンダとぜんまいねずみ》原画 1969年 Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

    絵本界の巨匠、レオ・レオーニが手しごとに込めたメッセージ

    小学校の教科書にも掲載されている絵本『スイミー』や『アレクサンダとぜんまいねずみ』の他、『あおくんときいろちゃん』等多数の名作を世に送りだした絵本界の巨匠、レオ・レオーニ(1910‐1999)。その生涯において携わった仕事は、グラフィックデザインやアートディレクションから絵本制作まで多岐にわたります。

    本展では、その中でも49歳になってから始めた絵本づくりに焦点を当て、アートディレクターとして培った豊富な経験やセンスに基づく、コラージュをはじめとしたレオーニならではのさまざまなテクニック(技法)を紐解きます。

    また、絵本原画の展示に加え、レオーニの世界観を映像など多様な手法で体感できるコンテンツも本会場限定で展開。レオーニ作品に込められたメッセージ、そして、今なお世界中の幅広い世代に愛され続けるその魅力に迫ります。

    ※本展は板橋区立美術館を皮切りに各地を巡回する「レオ・レオーニと仲間たち」展の絵本のセクションに焦点を当て、新規制作映像コンテンツを追加し、Bunkamuraザ・ミュージアムにて新たに構成した展覧会です。

    みどころ

    • その1細部にまでこだわり抜いた、絵本づくりの技法 ―レオーニが手しごとに込めた想い
    • その2レオーニがつたえたかったこと ―絵本原画から読み解くメッセージ
    • その3必見!レオーニの絵本ワールドを体感できる、渋谷限定のインタラクティブ映像コンテンツ

    PROFILE

    レオ・レオーニ(1910-1999)

    オランダ・アムステルダム生まれ。1930年代半ばよりイタリア・ミラノでグラフィックデザインの仕事を始め、1939年に渡米し、以後アートディレクターとして活躍する。1959年、初の絵本『あおくんときいろちゃん』を出版してからは徐々に広告の仕事から退き、年に1冊のペースで絵本を出版。
    絵本作家として世界中で人気・実力ともに高く、受賞歴も多数。日本でも小学校の国語の教科書に『スイミー』『アレクサンダとぜんまいねずみ』が掲載されている。

    撮影:Massimo Pacifico

    代表作

    『あおくんときいろちゃん』、『フレデリック』、『あいうえおのき』、『シオドアとものいうきのこ』、『じぶんだけのいろ』、『コーネリアス』、『マシューのゆめ』など、日本では27冊の絵本が刊行されています。
    特に『スイミー』ではニューヨーク・タイムズ紙の最優秀絵本賞(1963年)、ドイツ児童文学賞(1965年)に加え、アメリカで最も権威のある児童・子ども文学(絵本)賞であるコルデコット賞の名誉賞をも受賞。
    1984年にはアメリカ・グラフィックアート協会のゴールドメダルを授与された絵本界になくてはならない存在です。

    レオーニと親交が深かった人々

    上から:
    《6わのからす》原画(部分) 1988年、
    《シオドアとものいうきのこ》原画(部分) 1971年
    すべてレオ・レオーニ
    Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

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